父親の臨死体験

カテゴリー │癒し

いつもありがとうございますハート



私は生まれてくる時、どうやら意図的に宗教に関係ない家庭を選んできたようで(笑)、両親はふたりとも無信心、神社にもとんとご縁がない環境でした。

初詣で氏神様へお参りすることもなく、他の神社へ行くこともなく汗、法多山の近くに叔母(母の妹)が住んでいるので遊びに行きながら、それと、厄除け団子を買いに、毎年「法多山尊永寺」へ行ったものでした(笑)


そんな両親でしたが、父親はけっこう不思議な体験があった人でした。


戦時中に、命拾いしたそうなのですが、奇跡的な不思議体験だったそうです。
亡くなる時にも、ベッドから降りて昼食を食べようと家の中を歩いているときに、突然に霊体が体を離れて体が倒れた、そんな亡くなり方でした。


臨死体験は、実際に逝った10年くらい前のことです。

肺ガンでかなりの大手術をしたあと、転移はありませんでしたが、どこそこいうところが出てきて、救急車で運ばれることが多い時期があったのです。

その中でも、救急車を待っている時、もうダメかと思うくらいに苦しそうな時がありました。


ところが、後から聞いた父親の話によると、

「あのときは、ほんとうに、気持よかったなあ~にんまり
それで、気持ちイイだけじゃなくて、周りには花がいっぱいあってね、綺麗だったなあ~ハート」 というのです。

~~~っ!!??? びっくり
「すごく苦しそうだったじゃん・・・」と私。

「へ~、そう?? 
そんなことはお父さんは知らんが、気持よかったよ~ハート
あのまま死んじゃってもよかったなあ、、、 まあ、これからはおまけの人生だ、もういつ死んでもいいよ(笑)」


驚きました、まさか、自分の父親が臨死体験をしただなんてびっくり


そのことを話すとき、父親はいつも夢見心地の目にんまりになっていました。本当に、よほど気持ち良かったのでしょうね。



生きている誰もが未知の体験の「死」 (今回の人生ではウィンク

それが、父の場合は傍から見ているのと全く違って、そんなに気持ち良かったなんて、本当に驚きました。

本で知識としてはそういうこともあるんだ、と知ってはいましたが、こんなに身近に、ましてやたまたま実家にいて、その苦しむ様子を見ていたのですから、頭の中を整理するのに大変でした(笑)



母親が亡くなる少し前に、
「死ぬ時って苦しい?」と私に聞いてきました汗

私に聞かれても汗汗汗 と困りましたが、
「お父さんがあの時、お花畑があって気持ち良かった、って言ってたじゃん(^^)」
と答えましたら、思い出したのか、にっこり笑ってうなずきましたにっこり


母親にとっても家族にとっても、とても大きなプレゼントプレゼントを父親の体験からもらいましたあはは

このプレゼント、みなさまにも少しでもお裾分けできたらいいなと思い、ブログに書いてみました音符


戦時中の、命拾いの不思議体験の話は、また書きますねあはは





すべてのみなさまがお幸せになられますようにクローバー

読んでくださってありがとうハート
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